MCを誰よりも出来るようになりたい女優 天野愛梨

女優の天野愛梨です。現在女優としての活動は休止していますが、gakk倶楽部ライブパーティーというライブのイベントに毎月1~2回定期的に出演していてMCをさせていただいてます。他にも格闘技の花束嬢とかラウンドガールなどもさせていただきました。将来の目標は、MCを一人で回せるようになりたいし、需要があればファッション雑誌のモデルもやってみたいと思っています。また、女優としては、映像作品でしっかり役をいただいて、良い演技ができるように成長していけたらいいなって思っています。

はじめに女優になろうとしたきっかけから教えてください

子供の頃からテレビの世界への憧れや好奇心はありましたが、両親とか、周りの人から芸能界は厳しい世界だから辞めたほうがいいと言われていました。それで、芸能界への憧れを封印して、まずは勉強していい大学に入って、いい会社に就職して、安定した生活を送ろうと考えるようになりました。しばらくの間、勉強を頑張ったんですが、もともと勉強好きではなかったので、結局志望大学に合格できず、2年間ほど落ち込んでいました。当時は、自分が何をやりたいのか全然見えなくなってしまっていて、精神的にも参っていたんです。そんな状況の中、夢とかを見ないで、ただ現実を見て生きていても、後になって後悔してしまうと思いました。そんなこともあり、親の反対を押し切って、自分の夢だった芸能界を目指す決心をしたんです。

芸能界を目指すにあたり、どんなことをしたのですか

とりあえず、事務所に所属し、養成所にも通いました。私が所属した事務所はとても所帯の大きな事務所で多くのタレントを抱えていました。なので、新米の私には仕事らしい仕事が回ってくることはなく、やきもきした毎日を送っていたんです。養成所では芝居の他、歌やダンスも習っていましたので、あるとき、それを活かして、ミュージカルに挑戦しようと考え、稽古をつけていただこうと思いました。実際に稽古に参加してみると、しっかりとした目標持たずに、とりあえずやってみよう的な考え方ではあまりに甘かったということを痛感させられました。というのも周りには私のようなとりあえず的な人などひとりもおらず、皆さん真剣そのものだったんです。わずか半年ではありましたが、私みたいな中途半端な人が入ったために、皆さんに迷惑かけてしまったなと思っています。

ミュージカルを諦め、その後はどうしようと考えたのですか

この頃、芸能界に長く携わっている方から今後の活動についてアドバイスをいただく機会がありました。その方が言うには、「芸能界に限ったものではないけど、コミュニケーション能力はとても大事ですよ。」とのことでした。当時の私は他人とコミュニケーションをとるのが凄く苦手でしたので、まずはそれを克服しようと思いました。どうしたら他人と上手にコミュニケーションが取れるんだろう、それを真剣に考えるようになりました。今年の春に、ある芸能交流会に参加させていただいた際に、ミュージシャンのabe gakkさんという方から主催しているイベントのMCの誘いをいただきました。これまでMCの経験など無かったし、コミュニケーションをとるのが苦手な私にできるだろうかと考えましたが、逆に言えば、自分のコミュニケーション力を向上させる絶好のチャンスになると思い、ありがたくお受けいたしました。現在は、女優活動よりもMC活動が主体になっているので、私にとって一つの転機となった出来事だったと思います。

それでは、これまでの活動について伺います。舞台に何度か出演されたそうですね。

はい、これまでいくつかの作品に出演させていただきました。その中で印象に残っている作品を紹介させてください。初めての舞台出演は、養成所に入ってミュージカルを習っていた頃に、そのミュージカル団体が主催する舞台に出演させていただきました。これは、お仕事というよりもレッスンを受けている特典として出演させていただいたものです。この頃、まだ何も実績が無かったので、自分が出られるのであればぜひ出たいと考えていました。しかし、踊りとか全然覚えられなくて、セリフも殆ど棒読みだったので、演出家の先生からは叱られてばかりの毎日でした。結局、その他大勢のアンサンブル役で、出番も殆どありませんでした。自分なりに精一杯頑張ったのですが、全く結果はついてこなかったのです。精神的にも追い詰められ、舞台稽古の約1か月間、自分の居場所がなくなっていくのを感じました。苦い思い出ですが、このような逆境があったからこそ今の強い自分があるのだと思っています。

他に印象に残っている舞台はあるんですか

いろいろあってもうミュージカルは諦めていたのですが、ひょんなことから2017年にも出演させていただくことになりました。ただ、私はよくよくミュージカルとは相性が悪いのか、この作品でもいろいろとトラブルに見舞われました。稽古が始まって2~3週間経ったある日、体調を崩して咳が止まらなくなったんです。この間、稽古に参加することができなくて、私は遅れていくばかりでした。ただ、最初の舞台と大きく異なっていたのは、この団体の人たちはとても優しい人たちで、練習の動画を送ってくれたり、ダンスについてもステップなどがわかるまで徹底的に付き合ってくれました。衣装についても、私は中世のヨーロッパの女性に合ったようなもの持っていなかったので、他の出演者さんが貸してくれたり、エプロンなどを用意していただいたり、本当にいろいろ助けられました。ここでも自分を応援していただいたお客さんにベストなお芝居を見せられなかったのは申し訳なかったのですが、周りの方の力強いサポートに凄く支えられました。今後、私も周りで困っている人がいたら、力になってあげたいと思います。

そして主演舞台も経験したそうですね

はい、2016年春に、西荻窪にある劇場『遊空間がざびぃ』にて、初の主演舞台である『高層心中案内』に出演させていただきました。ストーリーは、私が扮するさえない女の子が漫画喫茶で働きながら、アパートの物件を探している時に、不動産屋さんに勤めている男性と出会い、不倫関係に陥いってしまいます。その男性は自殺願望の強い人で、最初、これはまずいと思ったんですが、徐々にその人に影響されてしまい、最後は一緒に心中を図ってしまうんです。結末はどうなったかは分からない状況で幕を閉じてしまうんですが、付き合う人によってこんなにも人生の影響受けてしまうのかって思い知らされる作品でした。
私の役は自分とは全く真逆の性格の女の子で、なんとなくふわーとした流されやすい性格の子でした。こういう覇気のない女の子を表現するのにいろいろ工夫した思い出があります。私にとって忘れることができない作品となりました。

それでは、現在の活動の主となっているMCについて、教えてください

先ほどもお話ししましたが、今年の4月、芸能人交流会でミュージシャンのabe gakkさんがからご自身が主催するイベントでMCをやってみないかって誘われたんです。私自身、コミュニケーション能力が不足していたし、自分にできるか凄く不安がありました。最初のイベントは7月にあったのですが、ちょうどその前に携わったイベントコンパニオンのお仕事は、お客さんに積極的に声を掛けて、自分のブースに呼び寄せるというものでした。この仕事を通じて、コミュニケーション能力も徐々についてきて、少しずつやれるかなって思うようになりました。MCは未知の世界で、自分にとってなかなか難しいものでしたが、自分の可能性を広げるためにチャレンジしてよかったと思っています。ただ、自分の性格はどちらかというとマイペースで一つのことに集中すると他のことが見えなくなってしまうのですが、MCとして重要なことは、全体を見ながら、すべてにおいて気配りできることだと思います。芸能界で活動していくならこのような気配りは必須だと思うので、今後も常に気配りには気を付けていきたいと思っています。MCは、他にも蒲田駅前でのステージとか、川崎競輪場などでも経験させていただきました。今後もしばらくは私の主力分野になるのではと思っています。

最近では、格闘技のラウンドガールなども行っているそうですね

はい、こちらもgakk倶楽部のときに、キックボクシングチャンピオンの酒井秀信選手に誘っていただいたのですが、キックボクシングのラウンドガールをさせていただきました。もちろんラウンドガールはこれまで経験が無く、やれるかどうか不安でしたが、キックボクシングが無料で見られるという謳い文句に乗せられて出演を決めた感じがします。いざ当日ラウンドガールを行ってみると、プロデューサーの方から、立ち方がさまになっていないと注意され、自分なりにしっかり調べて臨むべきだったなと反省の連続でした。他にもつい先日ですが、女子プロレスの試合で花束贈呈をさせていただきました。

最後に今後の活動について教えてください

今後は、今以上にトーク系のお仕事が増える予定です。なので、MCを一人で回せるようになりたいです。そのために、いろいろな話題について行けるように精力的に読書をしたり、バラエティ番組に出演されている方のMCを研究したりしています。それと今まであまり経験はないのですが、ファッション雑誌のモデルをやってみたいですね。私なりにファンションに関する話題を発信出来たらいいなって思っているんです。お芝居の面では、もともとテレビと映画の世界に興味があったので、この世界に飛び込んできました。なので、テレビドラマとか映画にも役付きで出演してみたいですね。もっともっと勉強します。皆さん、よろしくお願いします。

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