役者、パフォーマーとして活躍することで、皆さまに恩返ししたいです 山川夏菜


役者の山川夏菜(やまかわ なな)です。子供時代は漫画家になりたかったのですが、その後、夢が変化していって、研究者になりたいと思うようになり、現在は役者に惹かれています。1年半前に会社員を辞めて、役者の世界に飛び込みました。日々役者としての修行をしつつ、動画を作って発信するなど、今の自分ならではのパフォーマンスを行っています。

役者になるきっかけは何ですか。

中学の頃、憧れている声優さんがいて、私もやってみたいと思い、大学時代、演劇サークルに入りました。何度か舞台に出るうちに、表現するって楽しいなって思うようになり役者に興味を持つようになりました。大学院に入ってからは、生物の研究をしていたので、役者の世界からは離れてましたが、卒業後、会社勤めをしながら、一般募集をしていたオーディションを受けて、それをきっかけに3か月間、ラジオ番組のコーナーを持つことになったんです。この頃は、会社に内緒で芸能活動していました。ラジオに3カ月出演した後、事務所に所属するのを機にラジオは辞めました。それからは事務所のプロデュース公演など、舞台に数回出演しました。

主な出演作品を教えてください。

社会人になってから、4回舞台に出演しています。昨年10月に、主役をさせていただいた『heritage ~one thousand years emotion~』は、陰陽師の設定を現代とミックスしたお話です。私は陰陽師の一族である娘の役で、短剣で怨霊と戦うシーンもあったので、アクションシーンにも挑戦しました。アクションは、半年くらい前から稽古をしていたんですが、私がやるとペンギンが猫パンチをやっているように見えたらしく、格好良く決められるようになるまで、結構苦労しました。


他には現代アートを舞台化した『髭を生やしたモナリザ』という作品に出演しました。これは、抽象的な表現が多くて、明確なストーリーも無く、作品自体殆どセリフがありませんでした。私は全部で4つあるシーンのうち、2つのシーンに出させていただきましたが、ひとつは、世の中で抑圧されている人の代表の様な役で、男装して帽子を深く被りながらロボットの様に登場し、 並んでいる椅子の上を四つん這いになって、全速力で走るというものでした。演出上の意図としては、「その人間が存在するだけで出てくるエネルギー」を舞台上で見せたかったそうです。もうひとつは、主役の人が石像のように立っている中、私を含めた4人が15分間くらいひたすら石を触り続けるというものでした。これは、衣食住が満ち足りてやることがなくなった世界を表現したものだそうです。

ラジオ番組に出ていたそうですね。

はい、レインボータウンエフエムで番組のコーナーを持たせていただきました。結構自由にやらせていただいていたので、自分で台本を書いて、当時の自分の芸名であり役名でもあった『八宝菜』というキャラクターを主役とする『人間になりたい』というラジオドラマを放送していました。ストーリーは、人間になりたい『八宝菜』が、人間になる方法を教えてもらうために、いろんな人に出会います。『変態の森』というところに行ったとき、そこの妖精と仲良くなり、自分も変態の森の妖精になって演奏会をすることになったのですが、リハーサルの時に魔女が現れ、ウィルスをまき散らされます。やむなく、『八宝菜』はその集団から抜けることになり、物語は、微妙なところで終了しました。

動画を作って発信しているそうですが、どんな動画なのですか。

お芝居という枠には限定しないのですが、山川夏菜が意図しないところに出てくる「面白さ」を見せるために『わななななふんかん』という動画を作成しています。特に、ウケは狙っていません。むしろ、狙うと外してしまうんです(笑)あらかじめ何をするのかは決めずに、公園などで私が何かを始め、途中カットもせず、7分間撮り続けるんです。まだ1本しか公開していないのですが、静岡県の清水まで行って、タコのぬいぐるみを頭に乗せて、ただじっとしていました。7分間というのは意味があって、私(なな)がやるので7分間なんです。一般受けするかどうかはわからないですけど、シュールなものも好きなのでやってます。今後、似たような動画を作る場合もありますが、特に縛りはないので、動くパフォーマンスもしますし、アクシデントもありますし、何が起こるかわからないのが面白いところです。将来的には、みんなが食べ残しをしないように、『残飯処理班の歌』を作って、PVにして公開したいです。食料が満たされている国だと、残すことに罪悪感がなくなってしまっているので、そういうのを少しでも変えていければと思っているんです。

動物に関する記事を書いているそうですね。

はい、『FULL HOUSE』という会社が運営している『Petpedia』というペット関連のサイトで、『猫の種類』と『犬の種類』という記事を書いています。猫は75種類のうち20種類(イジアン、オホサスレス 、カラーポイントショートヘア 、キンカロー 、ジェネッタ 、スクークム 、ネベロング 、ハイランドリンクス 、フォールデックス 、モハーベボブ、デザートリンクス、ドラゴンリー、ブラジリアンショートヘア、ブランブル、マンダレイ、ミンスキン、ユークレイニアンレフコイ、ヨーロピアンショートヘア、ライコイ、ラムキン)、犬は70種類のうち10種類(秋田犬、土佐犬、ロットワイラー、レオンベルガー、ボクサー、バセットハウンド、ウィペット、イングリッシュマスティフ、バーニーズマウンテンドッグ、ボストンテリア)、他にもハムスター、エミューもいろいろと調べながら書きました。こういう記事を書くのは好きなので、ゆくゆくは自分のサイトを持ちたいなって思っています。

他に何かこの場で伝えたいことはありますか。

あります。10年位前ですが、マニュキアとか、段ボールとか、布とかの材料を使って、立体絵本を作りました。いつもみんなの幸せを願っている『ピコ』というペンギンが日めくりカレンダーをめくっていくというものです。漫画家をめざしていた時期もあったので、動物の絵を書くことが好きで、なにか形に残せないかと思って作りました。役者はもちろん続けていきたいのですが、このように何か自分にしか作れないようなオリジナリティのあるものを作って発信していきたいなって思っています。

最後に一言お願いします。

はい、会社を辞めて役者を始めようとしたとき、多くの方に助けていただきました。本当に人のご縁に恵まれているなって思っています。お一人お一人にお会いしてお礼をしたいのですが、この場を借りてお礼をさせていただきます。今後、役者なり、パフォーマーなり、クリエイターで活躍することで、皆さんに恩返しできたらいいなって思っています。

山川夏菜Twitter

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