叩きます、作ります、歌います 内田菜季沙

シンガーソングライターとパーカッショニストとして活動している内田菜季沙です。3~4歳のときにエレクトーンを習いはじめ、中学生になった頃から打楽器も始めました。専門学校生として音楽を学習する傍ら、中学校や高校でパーカッションを指導する仕事もさせていただきました。その後、国際交流基金Asian youth jazz orchestraのオーディションに合格し、ビブラフォンプレーヤーとして、日本の他、東南アジア5か国6都市でジャズの演奏をしたり、アカペラ・グループの影響で、フジテレビのハモネプに出させていただいたのをきっかけに歌も歌うようになりました。その頃から、作詞、作曲にも興味を持ちはじめ、シンガーソングライターとして活動しています。現在は上野の中国料亭で定期的に歌を歌う傍ら、都内各所でもライブを行っています。

国際交流基金Asian youth jazz orchestraに参加した時のことを教えてください

はい、国際交流基金Asian youth jazz orchestraに参加するにあたり、私は初めてオーディションを経験しました。ビブラフォンで受験したのですが、定員は1名だったので、まさか合格するとは思っていなくて、とても驚きでした。昨年の8月後半から2週間の合宿があって、東南アジアからのメンバーも日本で集まって、公演で演奏する曲を仕上げていきました。メンバーは30名でその半数以上が東南アジアの方でしたが、英語が苦手な私にとって、メンバーとコミュニケーションには、スマホの翻訳ソフトがとても役立ちました(笑)。

そしていよいよ。1か月間にわたる東南アジア演奏ツアーが始まり、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、タイと回って、最後に日本公演を行いました。実はビブラフォンの他に、英語で歌を歌うところもあり、メンバーに英語を教えてもらいながら、覚えていきました。このプロジェクトは、オーディションから最終公演までの約1年間、いろんな国のプレイヤーたちとコミュニケーションをとれる貴重な経験でした。また、それまでは、一人で活動することが多かったので、たくさんの人と一つのものを作り上げられたのも自分にとって大きな成果となりました。このプロジェクトはもう終わったのですが、同じメンバーとまた演奏できる機会があれば嬉しいです。

パーカッショニストとしての活動を教えてください


ティンパニーとか、シンバルとか、叩く楽器はすべてやってます。楽器の種類は数えきれないほどです。中でもマリンバとかビブラフォンのような鍵盤楽器とか、もともとはクラシックが専攻だったのでスネアドラムやマルチパーカッションを得意としています。一昨年、クラシックコンクールの打楽器部門にマルチパーカッションで出場し、埼玉県代表として全国大会まで行きましたが、そのときは、フライパンも楽器として使いました(笑)パーカッションというのは、叩けるものなら何でも楽器として使えるので、見方によってはとても面白い楽器だと思います。私は飽きやすいところがあるので、自分にはぴったりだと思っています。私は結構のんびりした人間に思われているようですが、パーカッションを演奏するときは、激しく動いています。全国大会の模様が、Youtubeにもアップされているので、ぜひ、見ていただけると嬉しいです。

歌手としての活動を教えてください


歌を始めた頃は、ギターの方にサポートいただいたりして歌っていましたが、最近は、ピアノかキーボードで弾き語りをすることが多いです。曲の構成としては、オリジナルを3曲程度と、カバー曲として松田聖子さんとか徳永英明さん等、40代~50代のお客さんが好まれるちょっと懐かしめの曲を数曲歌っています。どちらかといえば、バラードが多く、あまりアップテンポの曲は歌わないですね…。なので、私のライブはとても静かですよ。じっくりと歌を聴きたいという方にはお薦めかもしれません。

ただ、定期的に歌わせていただいている上野の「中国料亭翠鳳」では、英語の曲が中心です。ここでは、毎回新しく覚えた英語の曲を5曲と、日本語の曲を2~3曲歌っています。普段は、J-POPばかり聴いていて、英語の曲はあまり聴いてこなかったので、発音を含め、毎回苦労しながら覚えています。でもこのような機会をいただけたことで、自分の音楽活動の幅も広がっており、よい経験をさせていただいていると思っています。毎月第1、第3火曜日の夜7時より30分間ほど歌っています。食事も美味しいし、ミュージックチャージがかからないので、お時間あれば、ぜひ、聞きに来てください。

曲作りについて教えてください


曲を作るようになったきっかけは、好きな曲でも好きでない部分って結構あるものなんですね。でも自分が作ると、全部好きなように作ることができるので、自分で作るようになりました。最初は私に曲なんて作れないと思っていたのですが、鼻うたを記録しておけばそれがなんとなく曲になるので、意外と簡単に作っています。私の場合、あまり構成を練ったりとかはしないです。もちろん、大体の骨組ができてから、コードを考えながら、いろいろ工夫していきますが、最初は鼻うたなんです。私の場合、3歳からエレクトーンを習っていたので、コードについては、小さいときから身についていて、コードへの抵抗はあまりなかったように思います。私は最初に曲を作って、あとで詩を当てはめています。もともとあまり詩を書いたりするタイプではないので、作詞は得意ではないのですが、できた曲に詩をパズルみたいに当てはめるのであれば、それほど苦にはなりませんでした。詩の内容は悲しい失恋ソングが多いです。なぜかというと、私は、悲しいとき、辛いときに曲を書きたくなるからだと思います。

今後の活動について教えてください


路上ライブに挑戦してみたいなって思ってます。路上ライブはお客さんの反応が良くも悪くも露骨に見えるし、自分に足りないものも見えてくるので、どういうものをお客さんが求めているのかがすぐにわかるから、今後の活動の上で参考になるのではないかと思っています。あと、CDを出したいですね。オリジナルも少しづつ増えてきたので、レコーディングをして形として残していきたいなと思っています。Youtubeチャンネルをもっているので、動画配信も積極的にやってみたいです。今は、あまりライブ活動もやっていないので、この機会に多くの方に自分の活動を知ってもらえるよう、SNSをうまく利用できればいいなと思ってます。

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