逆境からの生命力!!これからが楽しみ! 越田夏記


現在、フリーでナレーターと役者をしております、越田夏記です。ずっと事務所に所属して活動していましたが、この6月からフリーになりました。何から手をつけたらいいのか分からない事も多く、試行錯誤していますがこれからの新たな活動のために、日々、準備をしています。

ナレーターのお仕事をするまでの経緯を教えてください。

私は16歳のときに映像関係の事務所に入り、そこでお芝居の基本を学びながら、活動してきました。もともとは声優のお仕事がやりたくて事務所に入ったのですが、ここでは役者としての活動が中心で、それでも滑舌や発声方法は、どちらにも共通する部分が多く、お芝居を通じて実践的に学ぶことができたと思います。
その後、今度は声優の養成所に入り、約2年間、声優の勉強をしました。次にまた、映像関係のところに入って活動しました。そこは事務所ではなくて、映画監督がやっているワークショップのようなところで、役者というよりは制作スタッフとして、約2年間ドラマや映画に携わりました。そして大手事務所に入って活動したいと思うようになり、別の事務所に入るのですが、大手には大手なりの大変さがあるようで、約2年で辞めてしまいました。少しずつ成長はしているなと感じるものの、事務所に入っては辞め、また入っては辞めの繰り返しで、なかなかナレーションや役者のお仕事をいただけるところまではたどり着けませんでした。そして次に入ったところが、やっとナレーションの事務所で、マイクに向かって表現することがとても新鮮だなぁと感じました。誰もいない空間で、マイクを前にして、原稿を読むというのがとても刺激的で、神経が研ぎ澄まされていくような感覚になれました。

ナレーターとしてどんなお仕事に携わってきましたか。

これまでは、WEB系やラジオCM、首都圏だけでなく、福島とか愛媛など、地方のラジオCMにも携わりました。あとはPVのナレーション。ナレーションのお仕事はスタジオで行いましたが、15秒CMとか、20秒CMなので、一回一回が短いんですね。現場に入ると、クライアント様やディレクションしてくれる方がいて、「もう少しゆっくり」とか「優しい感じで」など繰り返し指示をいただいて、それに従って原稿を読んでおりました。収録時間は、20~30分程で終わることもあり、少し録り直しがあったときでも1時間くらいでした。PVはもう少し時間がかかる時もありますが、それでも3時間程で終わりました。
私が携わったのはこのような内容ですが、イベントMCだったり実況をされている方もいますので、本当はもっともっと幅の広いお仕事だと思います。

ところで、ナレーターと声優とアナウンサーの違いってなんなのですか。

え。まずは辞書で調べてみますね。ナレーター=【映画、ラジオ、テレビなどの語り手】と記載されております。最近は声優さんがナレーションをしていたり役者さんがナレーションをしていたりと、区別する事が難しくなってきているような気がします。『声優さん』は、映画の吹き替えとか、アニメの声を担当する俳優さん、『アナウンサー』は、テレビ局などに所属して報道番組や司会、実況をする方。
それ以外の声の仕事は『ナレーター』だと思っていました。ザックリとした認識で違っていたら申し訳ないです。表舞台に立つ人というよりは、私の中では縁の下の力持ちという印象です。舞台の照明さんとか技術さんのように表からは見えないところで支えていて、一緒に良いものを創っていくために必要な、大切な仕事だと思います。

それでは役者としてのお仕事について教えてください。

舞台は4年くらい前に始め、これまで7~8本出演しました。人前に立つというのが苦手だったので、最初はとても緊張しました。初めて出演した舞台が『月光の夏』という戦争のお話で、70代のおばあちゃんの役でした。特攻隊の内容なので、明るい話が好きな私にとっては、インパクトのある作品でした。また、山田洋次監督の映画『学校』を舞台化した作品にも出演させていただきました。私の役は、映画では竹下景子さんが演じていた女性教師役です。本当に恐れ多いなと思いながら演じさせていただきました。影響されてしまうので、映画を見ない方がいいよと言われることもありましたが、それでも私は見ました。竹下景子さんの演技が素晴らしくて、感動しました。
その後、コメディ的なものや、青春ものなどに出演させていただきました。舞台は『個人』よりも『チームワーク』なんだなって感じるようになりました。自分ができればいいやじゃなくて、みんなで一つの作品を作り上げていく過程が大事なんだなぁ、と感じました。人として成長するには人間関係が大切だということを学びました。

この6月からフリーになったそうですが。

はい、事務所に所属しているときは、仕事がくるのを待っているという『受け身』の姿勢でした。だけど、これからは自分のやりたいことをもっと積極的にやっていきたいと思いました。事務所ではいろいろ経験させていただき本当に感謝しております。好奇心があり、フリーになりました。実はこの2か月間、ボイスサンプルを録音したり、宣材写真撮影を撮ったり、プロフィールを作成するために初めてパソコンを購入したりと、勉強しながら楽しんでいます。

これからはどんな活動をしていく予定ですか。

音楽と朗読を融合したライブのお話をいただきまして、現在準備中です。また首都圏だけでなく、地方のイベントへの出演なども積極的に行っていきたいなと思っています。もともと声優のお仕事がやりたかったのに、映像に入ってエキストラをやったり、紆余曲折、少し遠回りをしてしまったなと思う事もありました。でもこれからは、ナレーターとしてお仕事をしていきたいです。新たにブログも立ち上げました。ボイスサンプルも、もっともっとPRして、新たに仕事を獲得できるよう励んでまいります。
長くなりましたが、これからもよろしくお願い致します。
越田夏記プロフィール

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