今までの経験を肥やしに、女優として進んでいきたい! 小林麻祐子


女優の小林麻祐子です。群馬県出身の29歳です。映画が好きで、芝居をやりたくて上京し、2年間演劇学校に通っていました。その後事務所に入ったんですが、アイドルとしてのお仕事が主になっていていました。事務所退所後には、香川県のテーマパークで、ショーやパレードなどに出演したりと、いろいろなことをやってきました。最近になって、映像関係の繋がりも出来てきて、少しずつ自分のやりたい方向へ向かい始めています。

しばらくアイドルをやっていたそうですが。

はい。秋葉原などで活動をしていました。ちょうどAKB48さんが出始めの頃で、大人数グループだったんですが、なかなかうまくいかず、すぐに解散してしまいました。ただ、せっかくダンスも歌も始めたんだからと、メンバーのうち、同じ事務所だった5人と新たなグループを結成し、活動しました。アイドル活動はトータルで2年くらいややっていたんですが、このグループもほどなく解散し、23歳くらいの時に、この中の二人でボーカルユニットを結成し、自分達でも歌を作ったりして、Kiroroさんみたいにハモりの多い曲を歌っていました。

香川県のテーマパークでのことを教えて下さい。

歌を辞めるのと同時に事務所も辞め、お芝居中心に活動しようといろいろオーディションを受けながら模索していました。そんな時に引っ掛かったのが、香川県でのパフォーマンスユニットのオーディションでした。お芝居も出来るし、毎日ショーやパレードにも出演出来る。東京にも帰れる機会も作れるかもしれない。…この仕事をやることを決心し、香川県に移り住みました。香川県での毎日は、フラやタヒチアンショー、パレードなど世話しなくあっという間でした。ですが、自分が求めていたものとのズレを感じだし、2年が過ぎる頃に東京に戻ってきました。

東京に戻ってからの映像関係の活動について教えてください。

東京に戻って知り合いの伝手だったり、新しい繋がりを作ったりして、最近少しずつ映像関係のお仕事が出来るようになってきました。いくつか出演させていただきましたが、最近はVシネマの出演が増えてきました。Vシネマ以外でしたら現在公開中の、内田英治監督作品、渋川清彦さん主演の『下衆の愛』という映画に出演しています。『下衆』な登場人物ばかりですが、どこか憎めないキャラクター達が集まっているお話です。私自身も、下衆な登場人物の一人を演じさせて頂きました。
そして最近では、一度お世話になった監督さんからまた声をかけていただき、次作品に出演させて頂くこともあります。人との繋がりや御縁にとても感謝しているところです。

それでは、舞台出演についても教えて下さい。

香川県から帰ってきて、一番最初に出演させて頂いたのは、かわさきひろゆき監督が演出した『演劇少女ママ』という舞台です。そしてその次が、演劇学校に通っていた時の同期4人と、演出も当時の専門学校で教わっていた劇団の先生にお願いし『絢爛とか爛漫とか』という戯曲を朗読劇にしたものをやらせて頂きました。通常朗読というのは台本を持って演じるので、丸々セリフを覚える必要はないのですが、膨大な量のセリフを台本がなくても大丈夫なくらいに暗記して本番に挑みました。このお話は、昭和初期のお話で、私はモダンガールのまや子という役でした。言葉も現代では使わないようなものも多く、本番が終わった後には、今後活動を続けていく上で少し自信に繋がったような気がしました。
その後もまた、かわさきひろゆき監督演出で山本周五郎さん原作『日本婦道記』の中から『風鈴』という短編の舞台にも出演させて頂き、私はヒロインの弥生という役を演じさせて頂きました。「お金があることが幸せに繋がるわけではない。貧しくとも人さまの為に役に立つように生きていくことは、自分の為に生きることなのだ。」と、とてもメッセージ性の強いもので、自分にとっての幸せとはなんなのかと、考えさせられる内容で、すごく素敵なお話でした。

ちょっとお仕事からはずれますが、何か趣味があれば教えて下さい。

中学時代に部活でやっていたんですが、去年の12月頃から剣道を再開しました。ある剣道教室に所属して、大人の方はもちろん、小学生の子達とも一緒に稽古をしています。私は現在二段なんですが、今年の秋には三段を受けようと思っています。昇段審査の内容は、最初は実技です。勝ち負けではなく、その段にふさわしい試合が出来ているかを見られます。それをクリアすると、次は日本剣道形です。決められた形があり、それをクリアすると最後は学科です。全てをクリアしなければ昇段出来ません。なんとか合格したいので、精一杯稽古も頑張りたいと思っています。

最後に今後の活動について教えて下さい。

振り返ってみると今までいろんなことをやってきたなと思います。それらは全て自分で選択してやってきたことだし、これからも自分が思うように目指す方向に向かっていきたいと思います。どうなっていくのか楽しみです。当面は舞台よりも映像に重点を置いていきたいですね。目標は「こうゆう人絶対どこかにいるよねっ。」と、見た方から共感を得れるような人物を、ナチュラルに芝居出来る女優さんになることです。
小林麻祐子のしゅーるでぃず。 Twitter

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