シナリオから映像まで、トータル的に演出します 原林鶴


現在は数名の監督作品で助監督や音声、照明等の裏方~エキストラをしたり、自分でシナリオを書いて自主製作で映像を撮っています。
それから昨年の12月に初主催イベントをプロデュースした際に、そのイベント内の観客投票枠でショートステージのシナリオを書き演出もしました。【鶴企画】として交流会等も企画するので、トータル的に『演出家』として活動させてもらってます。

現在の活動に至るまでの経緯を教えてください。

小学校時代の夢は声優でしたが、中学時代は華やかな世界に憧れ女優になったらお金持ちになれるんだというそんな夢見がちにオーディションを受けていました。当時は受かっても親から反対されなかなか活動できなかったけどそれでも諦めきれずに高校を卒業する頃、当時発売されていた『デビュー』等のオーディション雑誌に掲載されていた芸能事務所のオーディションを沢山受け、いくつか受かり念願の事務所に所属出来たんです。その頃には女優ではなく人を笑わせたい、どちらかというと芸人のように体を張ったことがしたいという気持ちが目覚めバラエティータレントになりたいなんて思ったりしていました。
だけどレッスンを受けさせていただく中でレッスンではレベルごとのクラスがあり上のクラスに上がるには審査会があるのですが毎回受けても上がれず基礎ばかりで、仕事もなく現実は甘くないんだと思い、事務所に入る前のやる気やこうなりたいという気持ちが無くなっていき、なんか物足りないなと思っていたら「オーディションを受けることそのものが楽しかったんだ」と気づいたんです。その後2年いた事務所を辞め、約10年間はエンタメ活動を一切やらなくなりました。

夢もなく生活のためにアルバイトの毎日でしたが30歳になる直前、登録したイベント会社の派遣先で出会った同僚が「自主制作の映画団体をやっているよ。」というのを聞きその団体に興味をもち入ることにしました。これが第二のスタートのきっかけとなりました。ここでは、監督やったり、脚本書いたり、演じたり、すべてのことをやるんですが、ここでの活動を通じて、脚本を書くことへの楽しさを覚え、シナリオスクールに通う決心をしたわけです。

シナリオライターでの苦労話、演出家へのきっかけなどを教えてください。

もともと空想したり、物語を書いたりするのが好きだったので、自分には合っていたんだと思います。当時はなにか思いつくたびに、そのネタをノートの端に書くようにしていました。ただシナリオスクールに通ってからはシナリオの基礎など学べたものの、いろんな制約が頭の中に入って、それに従おうとすればするほど、書けないという状況に陥ってしまってしまいました。現在はそれも克服し、ちょこちょこ依頼を受けるようになっています。最近は朗読シナリオの依頼をされたのですが、朗読シナリオというと小説みたいな書き方になるので文章の書き方で悩み、ここでもまた壁にぶち当たりました。何かを克服すると壁にぶつかり、その壁を克服すると、また新たな壁にぶつかり、その繰り返しの連続でしたね。

シナリオはすべて依頼されるわけではなく、自主的に書いているものもあります。そういう作品はどこかで使ってもらうかシナリオコンクールに応募する方法もありますが、自分で撮った方が早いと思うようになりました。それが、演出家としてのスタートとなったのだと思います。監督は自主制作映画団体でやった事がありますが未熟なので、知り合いの監督さん達のもとで修業させていただきました。監督の学校に行こうかと悩みながらも実戦で学んだほうがわかりやすいだろうし、即戦力になるかなと思ったのです。監督によってやり方が違うので大変な時もありますが学べることが沢山あるので吸収して、自分が製作する際に生かしていければと思っています。

それでは、現在の活動、主な作品について教えてください。

自主制作の映画団体に所属していたときは約15本出演し、監督、脚本では5本作りました。自主制作の映画団体を辞めた後の最初の作品は、一昨年の12月に映画祭をやるという話があって、女性の監督がいないのでぜひやってほしいとオファーがあり、引き受けました。シナリオは私が書いたものではありませんが『奪欲の仮面』という15分くらいのホラー作品です。今年の11月の上映会で、この作品をリニューアルしたものを出品する予定です。
昨年は『クォータースターコンテスト』という12分から15分の長回し作品(途中カットせずに撮影したもの)を出品するというコンテストに出しました。このコンテストは、Youtubeで公開して、視聴回数や審査員による評価でグランプリが決まるというものです。どちらかというと舞台をメインにしている作品が多いのですが、私は映画寄りの作品で、『つきまとい』というホラー作品と『あたりまえの日常』という親子の話で、自分でシナリオを書き自分で監督もしました。自分自身、映像には出ていませんが自分目線で出演もしています。どちらも現在は、Youtubeでは公開していませんが制作した作品をDVD化した時に特典として配布するかもしれません。その後12月には、鶴presents『ぷれびゅーん 1st』という主催イベントを開催したときに、『ローマの休日のようにはならない』というエンターテイメントステージのシナリオを書いて演出もしました。
そして昨年と今年は数名の監督作品に携わる中、GWとシルバーウィークを使い長編映画を撮影しているProject Yamakenの元で監督助手として修行している最中です。

それから自身では10月8日の江東区映画祭に向けて、知り合いと共同で2作品作りました、上映会ができたらと考えています。
12月には鶴presents『ぷれびゅーん 2nd 』を開催予定です。ここでは、昨年お客様の投票によりグランプリを授賞した『ローマの休日のようにはならない』を役者や構成を変えて特別公演として再上演する予定です。自分がプロデューサーなので、投票枠での出品という形では辞めようと思っています。
あと、今は中断していますが、チャレンジ エンターテイメント『やったもん☆ガチ!!』 というバラエティ番組をプロデュースし出演もし、定期的にYoutubeで公開していました。これまでに20本以上公開していますがまだ未公開のものがたくさんあるので、近いうちに復活したいと思っています。バラエティ作品はそれぞれのキャラやガチでいろんなことに挑戦していたり、面白くするための効果音とか、テロップとか、いろいろ工夫しながら作っているので、そのあたりを楽しんでいただけると嬉しいです。

最後に今後の活動について教えてください。

将来的にはシナリオライターをメインに、新たに舞台作品の演出にもチャレンジしたりイベント、映像等を精力的にやっていきたいと思っています。そして人と人を繋げられるような活動もしていければいいなって思ってます。

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