私たちは操り師、私たちそっくりな人形が踊ります Dolls IDol


アイドルみたいなお人形、Dolls IDol(ドールズアイドル)です。私たちは、水色担当のお人形『こりんりん』、ピンク担当のお人形『あややん』、それと、お人形そっくりなそれぞれの操り師、二人と二体のユニットになります。通常、ステージでは、お人形だけが踊っていて、操り師は、お客様の見えない天井からお人形を操っているんです。操り師の二人は、Dolls IDol以外にもいろんな活動をしているので、初めにちょっと紹介させていただきます。

水色担当のお人形『こりんりん』

最初に自己紹介をお願いします


水色担当のお人形『こりんりん』の操り師です。小さい頃からクラシックバレエをやってきました。主な活動はステージで踊ることですが、アイドルさんにダンスを教えたりもしています。服を作ることが好きで、自分の衣装は結構自分で作ってます。まだ学生なんですが、柔道整復師の資格を取るために勉強しています。

ダンサーとしての活動を教えてください


上京してからは、ユニット組んで、ライブハウスを中心に、ヒップホップなどのダンスイベントに数多く出させていただいた他、ミュージカルへの出演とか、一時期流行ったフラッシュモブなどもやりました。また、アイドルさんにダンスの基礎とか、見せ方とか、フォーメーションとかを教えています。

柔道整復師の資格を取ろうとしているそうですね


はい、現在勉強中です。最近はダンスをやったことが無い人ってとっても多いんです。なので、踊っていて怪我をする人も少なくありません。ダンスは怪我が付き物という考えをするのではなく、怪我をしないようにするためには、どうしたらいいかを考えたいなと思って、この資格を目指しています。怪我をしないダンサーの指導者になりたいのです。

いろいろと企画提案をしているそうですね


はい、もっと私のことを覚えてもらうには、活動そのものにひと工夫が必要だと思っていて、何か面白いことを思いついたら、できるだけそれをまわりに提案するように心がけています。その企画が採用されたら、それを実現するためにメンバーを集めたりして、自分の活動の幅を広げています。

ピンク担当のお人形『あややん』

最初に自己紹介をお願いします


ピンク担当のお人形『あややん』の操り師です。小さい頃からクラシックバレエを初めて、ジャズダンス、ヒップホップ、日本舞踊、フラメンコなど、一通りのパフォーマンスを経験してきました。その後、お芝居を始め舞台やドラマにも出演した他、トークイベントや雑誌のモデルもさせていただきました。小さい頃から、人前に立つのが好きだったのですが、この頃、ダンサーさんが出てくる舞台を見て、幼いながらもこんなふうに人の心を動かせるようになりたいなと思ってこの世界に入りました。

デビュー当時はどんな活動していましたか


最初はダンスボーカルみたいな男性2名、女性2名のユニットで始めました。当時、ダンスができる人が私しかいなかったので、私が教えて、なんとかやっていた感じです。ただ、なかなかうまくいかずに、結局、男女2つに別れてしまって、その後しばらくは、一緒だった女の子と活動を続けてました。でも、活動のスタンスが合わず、数ヶ月で解散してしまいました。

ダンス以外の活動についても教えてください


はい、知り合いの方に、ドラマに出てみないって言われて、いろんなドラマやCMなどに出させていただくうちにサブキャストとして役を頂けるようになったり、エンドロールに名前を載せて頂けるようになり、映像の世界に興味が湧いてきました。また、アロマセラピーなどのお店が紹介されている雑誌『セラピスト』に、施術モデルとして掲載されたり、トークについては『シェアハウス』というイベントに隔月で出演しています。これは、観覧もできる他、showroom配信もしています。

個人としても、毎日showroom配信しているそうですね


はい、やってます。毎日夜の12時前後に1時間くらい、トークの他、お客さんといろいろおしゃべりしたり、みんなで大喜利したり、クイズしたりしています。最初はなかなかお客さん集まってもらえなかったのですが、『継続は力なり』ですよね。最近では、1000人を超える方々がきてくれることもあり、たくさんのコメントをいただけるんです。

Dolls IDolの活動について

Dolls IDolの結成について教えてください


こりんりん 最近のアイドルって、口パクの人が多いじゃないですか…。それなら、いっそのことマイクさえ持たずに思いっきり踊れるアイドルやれたらいいなって思って、踊りができる子を探していたらあややんを紹介されたんです。
あややん 私も歌は歌えないけどパフォーマンスとか好きだったので、世界観のあるユニットをやりたいと思っていた時に、ちょうどこりんりんから、この話を聞いたので、「これだっ」と思って一緒にやることにしました。

お人形アイドルってどういうことですか


こりんりん 私たちはお人形を操る操り師なんです。私たちとそっくりなお人形がステージで踊るんです。
あややん 最初に諸注意が流れて、これからのステージは人形劇です、踊っているのは生身の人間に見えますが、人間そっくりなお人形ですって説明が入るんです。
こりんりん もともと二人ともクラシックバレエをやっていたので、人形にクラシックバレエを踊らせたいと思って始めたんです。
あややん 『くるみ割り人形』、『眠れる森の美女』など、誰でも知っている有名な曲が多いですね。
こりんりん 他には、最近はやりの「踊ってみた」みたいに、激しい曲取り混ぜて踊ってたりすることもあるんですよ。

歌は全く歌わないんですか


こりんりん 歌わないですよ。マイクさえ持たないですもん。ライブの時に、よく「すみません、Dolls IDolさん、マイクが0本ってなっているんですが、どういうことですか?」って言われるんですが、「大丈夫です。正解です。」って答えてます。
あややん 「マイク、持ち込むんですか?」って言われることもあるよね。そんなときも「持ち込まないです。」って言うし、前の出番の人たちがマイクを渡してくれる時があるんですが、「あっ、大丈夫です」って答えてます 笑

ということは、MCもないってことですか


こりんりん ステージにいるのは、お人形さんなのでしゃべれないもんね。
あややん 必要なMCは、私たち操り師が上でしゃべってます。「ドールズアイドルはじまるよー」とか、「ありがとうございます。」くらいですが。
こりんりん 私たちは、まだ新米操り師なので、人形を操るのに精一杯なんです。なので、最低限のMCしかできないんですよ。

物販とかはどうしてるんですか


あややん お客さんと交流するのは、お人形ではなく、私たち操り師ですが、ちゃんとやってますよ。
こりんりん 私たちは恥ずかしがり屋だからステージ場には出ないけど、物販は暗がりのところが多いので、平気なんです。お人形は鞄の中にしまっちゃうから出してないです。
あややん そうなんです。人形は繊細で傷みやすいですし、触られたりして壊れると困るので。
こりんりん でもお客さんは、私たちのこと、お人形だと思っていて、「あっ、お人形さんがしゃべった。」とかいう人もいるよね。
あややん いるいる、ちょっとリアルに作りすぎちゃったかな。
こりんりん 操り師と人形の見分け方は、口のところに切り込みがあるかないかくらいしかないもんね。
あややん そうなんです。お人形の糸は、特殊な糸を使っていて、心の清い人にしか見えないんです。なので、口を見てもらうのが一番いいかもしれませんね。

ライブでのお客さんの反応はどうですか


こりんりん お客さんは、最初、何が起こったかわからず、笑ってますね。
あややん 初めて見る人が多いから、なんだこれはみたいな感じがあるみたいです。
こりんりん マイク持ってないし…急にクラシックバレエ踊りだすし…、確かに変わってますから。
あややん それでも後半になると、この不思議な空気感を感じ取ってくれるようになるので、良かったなって思えるんです。

最後に今後の活動など、教えてください


こりんりん 2人で、海外進出したいです。毎年フランスとかで開催している『EXPO JAPAN』とか。
あややん 私たちは、もともとしゃべらないので、パフォーマンスだけで日本の文化を伝えられると思うんです。
こりんりん そうだね、日本を意識して、浴衣風の衣装で出たいよね。