将来は大好きなチョコレートの知識を活かしながら仕事に携わりたい 甘国未来

愛知県出身のフリーの声優、甘国未来です。声優活動の傍らライブ活動なども行ってきました。現在は外国映画の吹き替えだったり、MCの仕事を中心に活動しています。将来は吹き替えとナレーションのお仕事を増やしていくのが目標の一つです。
なにより、毎日欠かさず食べるくらいチョコレートが大好きなのもあって、私のチョコレートの世界観を表現したCDアルバム制作をしたり、チョコレートの知識を活かしたナレーションの仕事などにも携わることも目標ですね。

最初に、声優を目指したきっかけから教えてください

はい、小学校の頃、文章を読むのが得意で先生や友達に何度か褒められたことがありました。なかでも、一番記憶に残っているのが、小学校5年生の時に、生徒会の役員選挙の司会を任されたのですが、あとから教頭先生に呼び出されて、「君、とっても上手だね、アナウンサーを目指したら?」と言われたことです。当時の私は、絵を描くことに夢中だったので、褒められたこと自体は嬉しかったんですが、アナウンサーになりたいという気持ちは全くありませんでした。今になってみると、このときの先生の言葉があったから、声を使う仕事を目指したのだと思います。
そして、一番の決め手になったのは、高校3年生の時の進路に関する親子喧嘩です。この当時もまだ漫画とか、イラストを描くような仕事がやりたくて、絵の専門学校に入りたかったのですが、父親に相談したところ、「お前は絵よりも声優みたいに声を使う仕事の方が合っているような気がする。」って言われたんです。そんな助言もあったし、自分も好きなことや得意なことを踏まえつつ冷静に考え直し、声優を目指すこと決意したんです。
それをまた父親に伝えると今度は、「今どき、声優をやってくのは簡単なことじゃない。」って反対されたんです。父親はまさか自分の言った言葉で私が本当に声優を目指すとは思っていなかったのでしょう。それでも自分の意思を貫いて地元の声優の専門学校に入学することにしました。


専門学校では、どのように過ごしたんですか

声優の専門学校に入学したものの、声の仕事の経験はもちろん、芝居の経験も全くなかったので、本当にいちからのスタートとなりました。
私には名古屋弁が染みついていた上に、早口だったため、滑舌も悪く、それらを矯正しながら、基礎の基礎から新しいことを覚えていきました。これまで過ごしてきた自分と声優に必要なスキルが大きくかけ離れていることを実感し苦労した2年間でしたが、卒業の年、学内オーディションがあり、ある声優事務所に所属先が決まりました。そして卒業と同時、3月20日の自分の誕生日に上京したんです。

所属した事務所で知り合った同僚にたくさんの影響を受けたとのことですが

はい、以前にエンタメ女子でも紹介された伊藤綾乃(Lunaticberry)さん(以下、べりたん)には今でも大変お世話になってます。事務所では、週1回の稽古と自己練習に明け暮れる日々を過ごしたものの、なかなか仕事のチャンスを掴めませんでした。もちろん声優としては収入が無いので、生活費を稼ぐために、バイトもいっぱいやりました。バイトに一生懸命になってしまうと、自分が本当にやりたいことが疎かになるし、自分が選んだ道とはいえ、その切り替えが凄くきつかったです。そんなとき、同僚のべりたんに相談したりもしました。事務所に所属して2年が経過したころ、このままでは駄目だろうと思って、以前から興味のあったライブ活動を始めることにしました。ライブに出たかったというよりも勢いで始めてしまったところがあったのかもしれません。この時既に、べりたんはライブ活動を行っていたので、何も知らない私に色々教えてくれて、ライブイベントを紹介して頂き、何度か出演する機会をいただきました。

ライブ活動について教えてください

私が出演したのは、小さなライブハウスで、誰でも出演出来て、自由に何でもやってもいいよっていうライブイベントでしたが、私はアニメやゲームの曲を中心に歌っていました。最初はべりたんの紹介が中心でしたが、徐々に、自分でも繋がりを見つけて新たなライブイベントにも出演するようになりました。実は、エンタメ女子で何度か登場しているKatyさんとも繋がり、musicians Laboにも何度か出演させていただいてます。Katyさんには、オリジナル曲『チョコレートワルツ』 も作っていただき、何度かライブでも歌わせていただきましたが、私は歌唱力も足りないし、踊りも好きだけどそれほどできない。お客さんからお金をいただいて見せられるだけの魅力、エンターテイメント性に欠けていると思い、2017年2月のライブを最後に、ライブ出演を辞めることにしたんです。それでもべりたんの活動を見ていると、また出演したいと思うこともあるんです。べりたんから誘われたら喜んで出演しちゃうかもしれません(笑)

ライブ活動を辞めたと同時に活動も休止したんですね

はい、事務所には結局3年間在籍しましたが、その後活動を休止しました。自分は本当に声の仕事がやりたいのだろうかと思い詰めて体調を崩してしまったりというのもあるのですが、この頃、婚約をしたんです。私が芸能の仕事をしていることについて、彼の両親だけでなく、彼にも辞めて家庭に入るように勧められました。でもそれは普通のご意見、感覚だと思うんですよ。一緒になる人間が収入不安定な人だと分かればそう言われるのも道理だと思います。なので、そこで相当悩みました。
それでも映画やドラマ、舞台などを見ていて、やっぱり自分は声の仕事を続けたいなあって思うようになったんです。そんな気持ちを彼に相談したところ、徐々に理解してくれるようになり、応援すると言ってくれるようになったんです。
婚約者と一緒に生活することで、自分の芝居に対する気持ちにも変化がでてきて、自分に足りなかった何かが埋まった感じもあったんです。そんなこともあり、あとで後悔するよりももう一度やってみようとなり、活動を再開することにしたんです。

活動再開後のことについて教えてください

はい、その後、インターネットの情報などをもとにオーディションなども受けたり、新しい事務所探しもしました。そんなとき、ある事務所に出会って、稽古を受けさせていただいたり、外国映画の吹き替えのお仕事やMCの仕事をいただいたりするようになったんです。MCの仕事は、専門学校時代、成人式やヒーローショーの司会などを経験したことがあったので、その経験をもとに、こなしていきましたが、結構自分にあっているのではと思うようになりました。もちろん、MCも声を使う仕事だし、ここから仕事を広げていってもいいんじゃないかと思うようになったんです。他には、まだ発表前なので詳しく言えませんが、インターネットで公開予定の音声ドラマなどにも出演したりもします。発表になりましたら、Twitterなどで告知していきたいと思います。

先日、べりたんがMCをする自由ヶ丘FMに出演したそうですね

はい、事務所を辞めた後もべりたんとはLINEを通じて連絡を取り合ってたので、べりたんが1年くらい前から、自由が丘FMで番組を持っているということは知っていましたし、ひとりの視聴者として時々聴講させていただいてました、先日、私的な悩み事で相談した際に、べりたんから飲みに行こうよって誘ってくれたんです。そんなとき、自由が丘FMの話も出て、出演の依頼もしてくれました。これまでのゲストさんがフレッシュな雰囲気な中で、私がいきなりべりたんと仲良しこよしみたいな雰囲気で出て行って大丈夫かな、なんて思って実はドキドキわくわくでした。番組内ではチョコレートとイチゴでパフェを作ったり、チョコレートのクイズを出題してみたり…。ネットTVは初出演だったのに、べりたんが隣にいるのですごくフレンドリーでした。緊張することなくすごく楽しく出演できたと思います。あっという間の1時間でした。

未来さんとは切り離せないチョコレートについてお話しください

私のチョコレート好きは、母親が私を妊娠している頃に遡ります。妊娠中母親は、チョコレートが食べたくてしょうがなかったようで毎日のように食べていたそうです。妊娠中に食べたくなるものって赤ちゃんがほしがっているものとよく言われますが、まさにお腹の中で私が欲しかったのかもしれません。私が生まれて、離乳食を食べ始めた頃、もちろんまだチョコレートを食べていい年齢ではなかったのですが、父親が私にチョコレートを食べさせたんです。それをきっかけにチョコレートばっかり食べるようになっちゃったんだそうです。小学生高学年になってお小遣いがもらえるようになった頃から、それはさらに拍車がかかり、毎日食べるようになりました。以来24歳の今日まで一日も欠かさず食べ続けています。もともと甘いものが好きなのですが、チョコレートに関しては、どちらかというとカカオ分の高い苦い方が好きなんです。すべてのチョコレートを食べることは難しいですが、食べたことのないチョコレートを見つけたらできるだけ食べるようにしています。

最後に今後の活動についてお話しください

大好きなチョコレートの知識を活かしてチョコレートとのコラボがしたいと思っています。
チョコレートをテーマにした音楽を作って、アルバムを発売したり、チョコレートに関するナレーションの仕事などもやってみたいです。明治が主催したチョコレート検定でショコラアドバイザーとチョコレートエキスパートの称号ももっているのですが、もっともっとチョコレートの勉強もして一歩一歩自分の理想に近づけていきたいです。勿論、チョコレートに関することにこだわらず、今声優の活躍の場は多いですが、特に、吹き替えやゲーム、ナレーションなどのお仕事をどんどんこなせるようになりたいです。

甘国未来 Twitter

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